催し物カレンダー
公式SNS
ワークショップ・講座

平田満企画 「対話を考える」vol.1
梶谷真司『哲学対話ワークショップ』〜 聞くということ 〜

記事の掲載日: 2022年03月15日

左より:平田満 梶谷真司
左より:平田満 梶谷真司

プラット・アソシエイト・アーティストである俳優・平田満の発案により新企画「対話を考える」を始めます。

第1弾として、小学校や中学校・高校、都市や地方の地域コミュニティなど、様々なところで『哲学対話』を行ってきた梶谷真司さんを招き、自由に語り、互いに話を聞き合い、考えを深めるワークショップを実施いたします。

今回は「聞くということ」にフォーカスをあてて行います。

平田満企画「対話を考える」


俳優は「話す」ことよりも「聞く」ことのほうが難しいといわれます。

自分ばかり喋って相手の話すことを聞いていないと空っぽの会話になります。

表現というと自分の考えや感情を表すことだと思いがちですが、それをどう聞いてくれるかで真実味、深みも変わってくるのではないでしょうか。



俳優に限りません。声の大きい人や力を持った人が会話の主導権を握ったり、難しい言葉についていけなかったり、残念な思いを経験した人は多いと思います。

コミュニケーションがうまくいかないのはなぜでしょうか?



そのようなことを考えて、「聞く」ということをテーマに、様々な形で「対話」というものを皆さんとともに考える場を作りたいと思いました。

聞いてもらえることで自分が尊重されている、考える自由がある、ということを体感したり、人の話を聞き、考えることで固定観念を離れ、本来の自分とは何者かを見つけることができるのではないかと期待しています。



プラット・アソシエイト・アーティスト 平田満


哲学対話とは



子どもたちの思考力を養うために70年代にアメリカで始まった「子どものための哲学」に由来する。

それは、哲学者の思想を教えたり抽象的な問題について議論したりするのではなく、各人が一人で思索にふけるのでもない。身近な問いから出発して、グループで一緒に問い、考え、話をしていくものである。

中学校以上が一般的だが、小学校や幼稚園で行われることもある。

いずれにせよ、共に話すことを通して共同で思考を広げ、深めていくのが哲学対話である。

(インクルーシブ・アーツ・フェスティバル2019 ホームページより)

日程

2022年04月24日 (日) 13:00~17:00

場所 穂の国とよはし芸術劇場PLAT 創造活動室A
講師 ◎梶谷真司(かじたにしんじ)
1966年、名古屋市生まれ。1997年京都大学大学院人間・環境学研究科博士課程修了。現在、東京大学大学院総合文化研究科教授、共生のための国際哲学研究センター(UTCP)センター長。専門は哲学・医療史・比較文化。江戸時代の育児書の研究も行っている。近年は哲学対話の活動を通して、学校や会社、地域コミュニティで、多様な人がフラットかつオープンに話し合える場を作っている。
著書に『シュミッツ現象学の根本問題~身体と感情からの思索』(京都大学学術出版会・2002年)、『考えるとはどういうことか~0歳から100歳までの哲学入門』(幻冬舎・2018年)などがある。
参加費 1,000円
対象 高校生以上(演劇経験不問)
募集人数 10人程度(選考)(プラットで開催した哲学対話未経験者優先)
締切り 2022年4月8日(金)17時必着
申込み方法 下記申込方法で受付

(1)WEBフォーム申込み
下記の専用申込フォームより、必要事項を記入して送信してください。

(2)窓口へ持参またはFAX
参加申込書に、必要事項を記入の上、プラット一階窓口またはFAX(0532-55-8192)でお申込ください。

◆申込フォームからお申込みいただく場合、info@toyohashi-at.jpからの返信メールを受け取れるように設定をお願い致します。

申込時には、自動返信メールをお送りしますのでそれが届かない場合は、迷惑メールフォルダ等に入っていないかなどご確認ください。特にezwebメールご利用の場合に当方からのメールが届かないというケースがよく発生しています。
お問い合わせ 穂の国とよはし芸術劇場PLAT
〒440-0887愛知県豊橋市西小田原町123番地
TEL 0532-39-8810
備考 主催:豊橋市、公益財団法人豊橋文化振興財団
令和4年度 文化庁 文化芸術創造拠点形成事業
ダウンロード
申し込み終了

催物カレンダー

直前のページへ戻るこのページの先頭へ戻る
©穂の国とよはし芸術劇場プラット