記事の掲載日: 2022年03月01日
新型コロナウイルスの影響により中断された滞在制作の振替イベントです。
「ダンス・レジデンス」は、国内外で活躍するアーティストに新しい作品創造のための稽古場と滞在場所を提供し、アーティストへの支援・育成をおこなうとともに、ワークショップ・試演会等を開催し、市民とアーティストの交流の機会を設け、舞踊や身体表現を身近に体験していただくプログラムとして、2017年より開始しました。
ダンスにおける身体と権力の関係性に挑みつづける振付家・児玉北斗。
「2020年12月初演の『Pure Core』を基にした新作パフォーマンス・インスタレーションのためのリサーチと試作」の滞在を2022年1月18日(火)から1月30日(日)まで予定していましたが、新型コロナウイルスの影響により1月24日をもって中断しました。最終日まで滞在することはできませんでしたが、1月の創作内容を振り返り、さらに練り直す時間をもつという予期せぬ収穫がありました。そこで、改めて成果発表会をより多くの皆さまにご覧いただけるよう、5月21日(土)に会場をPLAT主ホール舞台上に移して上演時間3時間(予定)のパフォーマンスをおこないます。上演時間中は自由に入退場できますのでお好きな時間にご来場ください。終演後には児玉北斗はじめアーティストとご来場者が意見交換をしたり質問をする時間を設けましたので、あわせてお楽しみください。
前作『Pure Core』では、風営法におけるダンス規制の問題を舞踊史、精神医療、そして近代規範の社会史を参照しながら考察。身体の内的感覚に注視するソマティックな振付⼿法と、照明家・藤本隆⾏(Kinsei R&D)と作曲家・平野みどり(MimiCof)との協働による鮮烈な演出で、その哲学的・芸術的強度を高く評価されました。
前作のテーマを引き継ぎつつ、入退場自由で3時間という⻑時間に設定された今作『Wound and Ground(β ver.)』は、民俗学者・折口信夫が霊を地に鎮める行為と論じた「をどり」に立ち返り、場やモノ、音との有機的な共振の中でダンスならざるダンスを立ち上げるパフォーマンスです。この「踊ってはいけない国」で踊り続けるために、私達はこの身体で世界を動かそうともがき続けます。 ----児玉北斗
日程 |
2022年05月21日 (土)
※終演後に意見交換会あり |
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場所 | 穂の国とよはし芸術劇場PLAT 主ホール舞台上 |
参加費 |
無料 ※感染予防対策として入場制限を実施する場合がございます。 ※未就学児のご入場はご遠慮ください。 |
締切り |
定員に達し次第受付終了 ※空きがあれば当日参加が可能です。 |
申込み方法 |
(1)WEBフォームからの申込み 下記の専用申込フォームより、必要事項を記入して送信してください。 (2)窓口または電話 プラット1階窓口またはプラットチケットセンター電話(0532-39-3090)へお申込ください。 |
お問い合わせ |
穂の国とよはし芸術劇場PLAT 〒440-0887 豊橋市西小田原町123番地 TEL:0532-39-8810 FAX:0532-55-8192 http://toyohashi-at.jp |
備考 |
【申込時のお願い】 □取材・撮影が入る場合や、非営利目的の広報物・出版物等の使用を目的にスタッフが写真・動画の撮影をする場合があります。 □写真・動画の撮影および録音はご遠慮ください。 □申込みフォームからお申込みいただく場合、info@toyohashi-at.jpからの返信メールを受け取れるように設定してください。 【新型コロナウイルス感染拡大防止に関するお願い】 ①下記の感染拡大防止対策にご協力をお願いします。 ・咳エチケット、マスク着用、手洗い・手指の消毒の徹底 ・社会的距離の確保の徹底 ②下記の症状に該当する場合、来場をご遠慮ください。 ・平熱より1℃以上、もしくは37.5℃以上の発熱、または極端な咳、呼吸困難、全身倦怠感、咽頭痛、味覚・嗅覚障害、下痢、嘔気・嘔吐などの症状がある方、その他、体調に不安がある方。 ③当日参加者の個人情報収集にご協力をお願いします。 万が一新型コロナウイルスに感染された方がご参加された場合には、保健所に速やかに報告するとともに、ご来場者様のお名前、緊急連絡先を保健所と共有させていただきます。いただいた個人情報はその他の目的以外には使用せず、講座終了日から4週間保管後、適切な手段で廃棄いたします。 ④感染状況や政府等の要請により、今後も変更や中止を余儀なくされる可能性もございます。 主催:公益財団法人豊橋文化振興財団 共催:豊橋市 |
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