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公演情報

ままごと「LANDMARK/ランドマーク」

記事の掲載日: 2020年06月11日

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公演期間 2020年08月01日~ 2021年03月31日
劇場 劇場もしくは劇場ではないどこかの場所

公演内容

ままごと
ままごと

            
穂の国とよはし芸術劇場PLATは、2020年の現在、万全の状態で舞台芸術の公演をお届けできない今できること、そして今だからこそ感じ取れる演劇の形を、近年小豆島や劇場など公共空間で“その時、その場所で、その人たちとしかできない演劇”を次々と発信し続けてきた「ままごと」と共に「LANDMARK/ランドマーク」プロジェクトとして発信します。
劇場に対する思いや希望、未来を演劇の形にのせて、PLATが位置する愛知県豊橋市から遠く離れた島々に住む方まで届くようなプロジェクトを目指します。


これは劇場をランドマーク=目印にして再会を生み出すプロジェクトです。

劇場と、演劇と、観客が、かつてのように会えない日々がありました。
それぞれが離れ、見えなくなってしまったような、そんな時期がありました。
しかし、これまでもどこかの誰かに、会えない距離が、見失うときが、きっとあったことを想像します。
それは、いつでも 誰にでも、訪れるかもしれないことをわたしたちはすでに知っています。

だから、わたしたちは、今、また別の再会を提案します。

ランドマークは目印です。進んだり、待ち合わせたり、立ち戻るための目印です。
劇場はランドマークでした。地域の、表現の、観客の、訪れたことがない人にとっても、
ランドマークとして存在していました。
わたしたちはあらためて劇場をそれぞれの場所からでも見えるランドマークにします。

ままごとは、本プロジェクトでいくつかの作品を発表し、様々な角度から劇場を指し示します。
過去や未来の作品、劇場にまつわる人々、劇場そのものがその題材となります。
現在、劇場から届く手紙や未来へ送るタイムカプセルなどを計画中です。

遠く向こう、それぞれが、それぞれの場所で、ランドマークを眺めて、想い、再会する。
そんなプロジェクトにできればと思います。
                                    ままごと
                                    柴幸男



プロジェクト内の作品について

『恋と演劇について -Tからの手紙-』

その第一弾は劇場から届く手紙によって上演される演劇です。
今年の8月から来年2021年2月までの約半年間、手紙ならではの時間を贅沢に使った作品です。
あなただけに届くあなただけの演劇。

作・演出:柴幸男
申込受付期間:6⽉27⽇(⼟)10:00〜7⽉31⽇(⾦)19:00 受付終了しました
作品詳細はこちら

『あつまりメッセ』

第二弾は「あつまる」について会議して確かめる企画です。
「あつまる」と、どうなるのだろう。
 わたしたちは、「あつまる」ことをしたいのだろうか。

『あつまりメッセ』の期間中、劇団ままごとのメンバーがさまざまな「あつまり」を企画します。
PLATから離れていてもできるゲームを作るためにオンラインで集まったり、葉書で思いが集まったり、真夜中にオンラインで集まったり、そんなさまざまな「あつまり」を提案します。

日程:8月27日(木)〜30日(日)
   ※8月29日(土)16:00より報告会を開催予定
場所:オンライン ほか
詳細・参加登録(無料)はこちら
https://youtu.be/epRQVmtNcag

タイムカプセル封印式

2021年3月、このプロジェクトの締めくくりとして、2020年を題材にした作文と2020年に撮影した写真を募集します。集まった作文は文集にして写真と共に劇場の舞台に埋め込みます。
わたしたちの今の記録。多くの方からのご応募をお待ちしています。

受付期日:2021年3月12日(金)21:00
タイムカプセル封印式:2021年3月14日(日)17:00~ オンライン配信
詳細はこちら

最新情報はPLATホームページ、プラットフレンズメールマガジン、Facebook等でご覧ください。

プロジェクトメンバー

ままごと
柴幸男・宮永琢⽣・⼤⽯将弘・端⽥新菜・加藤仲葉・⼩⼭薫⼦・⽯倉来輝

プロフィール

■ままごと mamagoto
劇作家・演出家の柴幸男によって2009年に旗揚げされた日本の劇団。https://www.mamagoto.org/
《演劇を "ままごと" のようにより身近に。より豊かに。》をコンセプトにさまざまな空間や形態で創作活動を行う。これまでの主な作品に、第54回岸田國士戯曲賞受賞作の『わが星』、女性の成長と距離を重ねた『あゆみ』、小豆島での『港の劇場』、高校生との創作『わたしの星』など。豊橋では2016年に『交響曲「豊橋」(合唱付き)』を発表。
現在、演劇と集団の関係性について考えながら新しい劇団のカタチを模索中。


■柴幸男(しば・ゆきお)Yukio Shiba
劇作家、演出家、ままごと主宰。多摩美術大学専任講師。 
劇場から船上まで、学芸会から工場見学まで、場所や形態を問わない演劇活動を全国各地で行う。2010年『わが星』で第54回岸田國士戯曲賞を受賞。小豆島などに滞在し地域に根ざした演劇を継続的に上演。2017年『わたしが悲しくないのはあなたが遠いから』(フェスティバル/トーキョー17)を発表、隣り合う劇場での2館同時上演を行う。翌年、同作を台湾にて再創作。2014年より『戯曲公開プロジェクト』を開始、劇団ホームページにて過去の戯曲を無料公開中。

公演日程

通常の公演形態は現在予定していませんが、プロジェクトの詳細につきましては順次発表いたします。

チケット取扱い

プラットチケットセンター オンライン http://toyohashi-at.jp(24時間受付・要事前登録)
電話 0532-39-3090(休館日を除く10時~19時)

お問合せ

プラットチケットセンター 0532-39-3090(休館日を除く10:00〜19:00)

主催:公益財団法⼈豊橋⽂化振興財団
企画制作:一般社団法人mamagoto、穂の国とよはし芸術劇場PLAT
助成:⽂化庁⽂化芸術振興費補助⾦(劇場・⾳楽堂等機能強化推進事業)
   独⽴⾏政法⼈⽇本芸術⽂化振興会


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