記事の掲載日: 2016年09月06日
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豊橋日独協会創立25周年記念を記念して、ドイツ無声映画「メトロポリス」を
生バンド演奏とあわせて上映します。
◎解説
100年後の未来のディストピアを描いたドイツ映画。
『ジーク・フリード』のフリッツ・ラング監督による資本主義と共産主義の対立を描いたSF映画の金字塔。以降のSF作品に多大な影響を与えている。
1924年にアメリカを訪れたラングが、ニューヨーク港の船上からマンハッタンの摩天楼を望見してアイデアを得たという21世紀の未来都市の物語である。700万マルクともいわれるドイツ映画空前の巨費を投じ、2年がかりで完成された4時間を超える超大作で、撮影所のステージのなかに摩天楼や地下工場などを設計したオットー・フンテの表現主義的なセットの模型技術と、レンズのわきに鏡を備えつけてミニチュアを拡大し、実物とセットを合成したオイゲン・シュフタンの特殊撮影技術(<シュフタン・プロセス>と呼ばれた)が評判になった。
◎あらすじ
2026年。科学の発展により高度な文明が築きあげ、栄華を極めていたように見えた未来都市メトロポリス。しかし、資本主義の知的指導者階級が華やかに地上で暮らしているのとは裏腹に、メトロポリスの地下では労働者階級の人々が過酷な労働を強いられていた。
ある日、メトロポリスを支配する権力者の息子フレーダー(グスタフ・フレーリッヒ)は、労働者階級の娘マリア(ブリギッテ・ヘルム)と出逢ったことにより、地下の過酷な環境を知ることに。マリアは階級社会の実体を訴え、このことがきっかけとなってストライキの気運が生じる。危機感を抱いたフレーダーの父である権力者のジョー・フレーダーセン(アルフレート・アーベル)は、発明家のロトワング(ルドルフ・クライアン=ロッグ)を使いマリアを監禁し、アリアそっくりのアンドロイドを作って地下社会へ送り込み、事態を収めようとするのだったが、アンドロイドは狂い始め、労働者達を扇動し始めるのだった…。
原作・脚本:テア・フォン・ハルボウ
監督:フリッツ・ラング
無声映画音楽伴奏:楽団カラード・モノトーン
楽長 湯浅ジョウイチ(作・編曲、ギター、三味線、指揮)
活動弁士:澤登翠[さわと・みどり] 台本、語り
2016年11月20日 (日) 13:30-15:45
全席自由・税込
前売販売:2016年09月21日 より
前売り 1,000円
当日 1,200円
プラットチケットセンター |
オンライン http://toyohashi-at.jp(要事前登録) 窓口・電話 0532-39-3090(休館日を除く10:00〜19:00) |
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その他 |
◎豊橋日独協会・事務局(中部ガス(株)秘書室内 Tel 0532-51-1205) ◎豊橋日独協会・ホームページ http://jdg-toyohashi.com/ |
〒440-8531
愛知県豊橋市駅前大通1-55 サーラタワー 中部ガス株式会社 秘書室内
豊橋日独協会・事務所 Tel 0532-51-1205
【主催】豊橋日独協会
【共催】豊橋市
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