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公演情報

豊橋技術科学大学 安全安心地域共創リサーチセンターCARM 
2023年度防災シンポジウム
「地震防災のキーワード:耐震化と情報化」

記事の掲載日: 2023年10月31日

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公演期間 2024年02月23日~ 2024年02月23日
劇場 アートスペース

公演内容

左:福和伸夫 右:臼田裕一郎
左:福和伸夫 右:臼田裕一郎

関東大震災から100年を振り返り、防災に関係する社会の変化を考えると、よくない変化として、人口減少・高齢化・少子化による活力低下、地球温暖化による水災害の増加、インフラ老朽化、などが挙げられます。一方、よい変化として、震災の経験を経て、都市・建物の耐震化が進んだこと、インターネットの普及等により防災分野の情報化が進んだこと、などが挙げられます。そこで、耐震化と情報化をキーワードに、それぞれの分野の専門家からお話を伺い、今後の地震防災について考えます。

公式ウェブサイト→シンポジウム | 安全安心地域共創リサーチセンター (tut.ac.jp)


■基調講演(耐震化)

「温故知新で南海トラフ地震を考える」

福和伸夫(名古屋大学名誉教授)

過去の災禍と歴史との関係に学びつつ、現代社会を点検することで、南海トラフ地震の被害像を描く。さらに、災害対応資源の不足や個人・民間の事前対策が停滞するなか、個人や組織の防災行動誘発や、災害に強い社会作りへの道筋を考えてみる。

 

■基調講演(情報化)

DXによるこれからの防災」

臼田裕一郎(防災科学技術研究所 総合防災情報センター長)

近年、急速に発展するデジタル技術を活用した新たな取り組みとして、DX(デジタルトランスフォーメーション)が注目されている。大事なことは、どんな技術を採用・導入するかではなく、何か課題で、それをどう変革するかである。講演では、防災分野でのDXの事例として、SIP4D(基盤的防災情報流通ネットワーク)や防災DX官民共創協議会の取り組みなどを紹介する。

 

ーーー講師プロフィールーーー


福和伸夫(名古屋大学名誉教授)

名古屋大学大学院修了後、大手建設会社で原子力耐震研究に10年従事した後、名古屋大学に異動。工学部助教授、先端技術共同研究センター教授、環境学研究科教授、減災連携研究センター教授を経て2022年定年退職。専門は建築耐震工学、地震工学。現在、あいち・なごや強靱化共創センター長や複数の大学の特任教授・客員教授を務めつつ、減災活動を幅広く実践。南海トラフ地震対策や国土強靭化、国土形成計画に携わる。防災功労者内閣総理大臣表彰、日本建築学会賞などを受賞。

 

臼田裕一郎(防災科学技術研究所 総合防災情報センター長)

1973年長野県生まれ。慶應義塾大学環境情報学部卒、同大学院政策・メディア研究科修了。博士(政策・メディア)。地球観測衛星受信システムの開発やリスクコミュニケーション特別研究助手を経て、2006年防災科学技術研究所入所。防災情報に関する研究開発、筑波大学教授(協働大学院)としての人材育成、AI防災協議会理事長、防災DX官民共創協議会理事長としての防災DXの推進に努める。

公演日程

2024年02月23日 (金・祝)13:00~16:30[12:30開場]

観劇サポート

車椅子スペース

車椅子スペースのご利用は事前にお問合せ先までご連絡ください。

料金

入場無料(事前申込制)
オンライン申込 https://carm.tut.ac.jp/symposium

お問合せ

豊橋技術科学大学 安全安心地域共創リサーチセンター
kouza@carm.tut.ac.jp

主催:豊橋技術科学大学 安全安心地域共創リサーチセンターCARM
共催:日本建築学会災害委員会 東海圏減災研究コンソーシアム


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