記事の掲載日: 2015年02月07日
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山崎ハコ (vo,g)
大分県出身のシンガーソングライター。17歳で出場したフォークコンテストで優勝し、翌年アルバム「飛・び・ま・す」でレコードデビュー。思春期の悶々とした思いを独自の言葉で紡ぎ上げた歌詞と、哀愁を帯びたメロディ、そしてパワフルな歌唱は、深夜放送で紹介されるやいなや、当時の若者を心を捉え大反響を呼びました。
後年山崎ハコさんを親父のように支えた故原田芳雄さんは、アルバム「飛・び・ま・す」を、『なにか変な重さと、その重さにあらがう決意みたいなものね、非常にブラックな。1枚目なんか特にブラックな。基本的にわらべ歌なんだけれども、あの人、今なんかすごみがある。すごいブルースシンガーじゃないかと思う。』と評しましたが、童歌でも民謡でも演歌でも歌謡曲でもない、独自の「ハコワールド」とでもよぶべき唯一無二の世界が山崎ハコさんの歌にはあることを、原田さんは一瞬で見抜いたのでしょう。
そんな山崎ハコさんは、衝撃のデビュー以来、独自の世界ながらも、どこか懐かしい歌の世界を披露し続け、途中所属事務所の倒産による不遇の時代も過ごしましたが、様々な縁に助けられながらライブ活動を続け、平成24年に発表したアルバム『縁-えにし-』では日本レコード大賞「優秀アルバム賞」を受賞、昨年はデビュー40周年の記念アルバム『歌っ子』発表、さらに新たな世界にチャレンジし続けています。
安田裕美(g)
北海道出身のギタリスト。日本を代表するアコースティック・ギタリストであり、山崎ハコさんの公私とものパートナー。昨年山崎ハコさんがデビュー40周年を迎えたことは前述の通りですが、安田裕美さんにも40周年を迎えた大きなイベントがありました。それは、井上陽水の名盤「氷の世界」発表40周年のイベントでした。
「氷の世界」は日本で最初のミリオンセラーアルバムとして有名ですが、安田裕美さんは、このアルバムの殆どの曲の編曲に携わり、「帰れない二人」や「白い一日」などの名曲のフレーズを生み出し、陽水のボーカルをサポートされています。昨年40周年を記念して、NHKでは「井上陽水ドキュメント氷の世界40年」というドキュメンタリー番組が放送され、また「井上陽水 氷の世界ツアー」の全国ツアーもありましたので、安田裕美さんが演奏される姿を見られた方も多いかと思います。
安田さんのギター伴奏は、ボーカリストの持つ魅力を前面に押し出すことだけに専念されていて、必要な音だけを最小限に演奏されている印象ですが、1音1音が素晴らしい音色で奏でられるので、深い余韻を私たちに残してくれます。「白い花」「ざんげの値打ちもない」「織江の唄」それぞれの曲を歌い上げる山崎ハコさんの歌唱とともに、安田裕美さんのギターの素晴らしい音色も是非お楽しみいただきたいと思います。
山崎ハコ 新・見守る会 facebook応援ページ
https://www.facebook.com/HakoYamasaki.sinmimamoru
山崎ハコの世界
http://hako.esy.es/
2015年06月21日 (日) 17:00開演 16:00開場
日時指定・全席自由・税込
整理番号付き
前売販売:2015年03月03日 より
5,000円(当日券5,500円)
プラットチケットセンター |
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主催:山崎ハコ 新・見守る会 東海
お問合せ:野尻 080-3656-4578
小川 090-7863-7017
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