記事の掲載日: 2024年04月16日
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震災と原発事故後の空気感を2024年の日本で再現
初演の舞台は、大震災と原発事故の記憶も新しい2012年の秋に、世田谷パブリックシアターで上演され、連日大入り満員を果たしました。未曾有の事態の中で露わになった「まさか!」の、しかしよく考えてみれば「やっぱり!」だったニッポン。あれから12年、この国はどのように変わったか、あるいは変わらなかったのか。この問いを2024年の今、新たに投げかけます。
永井愛による“レア”な男性3人芝居
樋口一葉や平塚らいてうなど歴史上の人物のほか、生活苦に直面するシングルマザー、人生の曲がり角にさしかかった中年女性など、有名無名を問わず多くの印象的な “女性像”を観客に提示してきた永井愛によるレアな男性3人芝居。出会うはずのなかった70代、40代、そして20代の男が、偶然にも一堂に介し、特別な時間を共有します。
日本の近現代史を背景にした濃密な人間ドラマ
登場人物は年代の異なる3人の男性のみ。廃墟となった工場の中、夕方から夜にかけて、彼らがそれぞれ抜き差しならない状況にいることが明かされていきます。お互い崖っぷちに立ちながら、その場の主導権を握ろうとしたり、嘘をついたりはぐらかしたりする男たちの姿は滑稽そのもの。わずか100分ほどの間で、客席を笑いの渦に包みながら、日本の近現代史を背景に濃密な人間ドラマを浮かび上がらせる、壮大かつ繊細な舞台です。
「父さん」に扮するのは、言わずと知れた“演劇界のレジェンド”風間杜夫。アングラから商業演劇まで縦横無尽の俳優人生の中でも、二兎社への出演は初めてです。同じく二兎社初参加の萩原聖人が、一流企業の出世がしらから社会の負け組へと転落した息子・鉄馬を繊細に演じます。さらに、ひょんなことから父子と関わりを持った青年・星児を、さいたまネクスト・シアターで蜷川幸雄に鍛えられ、若手実力派俳優として評価の高い竪山隼太を演じます。世代も色合いも異なる個性派3人の組み合わせに期待が高まります。
〈 あらすじ 〉
舞台は廃墟となった町工場。金目のものは全て持ち去られ、残っているのは機械の台座や工具棚、朽ちかけたコードなどのガラクタだ。2階に通じる階段にも廃材が山積みになっている。
そこへ1人の男が辺りをはばかるように入ってきた。続いて、彼を追ってきたらしい若い男も。いや、他にもまだ、誰かいるようだ。
それぞれの立場や役割が入れ替わりながら、世代の異なる3人の男たちのやりとりが続く。夜が深まるにつれ、男たちの抜き差しならない状況が明らかになり……。
作・演出:永井愛
風間杜夫
萩原聖人
竪山隼太
2025年02月11日 (火・祝) 13:00開演 [12:30開場]
◎託児サービス 申込締切:1月27日(月)
※未就学児のご入場はご遠慮いただきます。
全席指定・税込
前売販売:2024年12月07日 より
S席:7,000円
A席:5,000円
各発売初日は、お一人様一申込みにつき4枚までの枚数制限あり。
会員先行予約 | 2024-11-23〜 |
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料金・備考 |
一般と同じ |
プラットチケットセンター |
オンライン http://toyohashi-at.jp(要事前登録) 窓口・電話 0532-39-3090(休館日を除く10:00~19:00) ※発売初日はオンライン・電話のみ取扱い。翌日以降残席がある場合は窓口販売あり。 チケットれすQ(電子チケット)対象公演 詳細はこちら |
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U25(アンダー25)・高校生以下 |
◎一般発売日からプラットチケットセンターにて取扱い ■枚数限定・本人のみ1公演1枚のみ。 U25・高校生以下の詳細はこちら |
チケットぴあ |
https://t.pia.jp/ 【Pコード:529-164】 セブン-イレブン店舗 |
プラットチケットセンター 0532-39-3090(10:00-19:00休館日除く)
主催:公益財団法人豊橋文化振興財団
共催:豊橋市
文化庁 劇場・音楽堂等における子供舞台芸術鑑賞体験支援事業
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