記事の掲載日: 2017年03月08日
馬場豊・作「ひとすじの糸」は、明治・大正期に豊橋を生糸の一大産地へと発展させる礎を築いた小淵しちの物語です。彼女は、江戸時代の末期、上州・富士見村に生まれました。幼い頃母親から学んだ座繰りの技(蚕の繭から生糸を引く技術)に優れ、非常に独立心の強い女性でした。そのしちが、わけあって夫の徳次郎との長旅の末、居所をかまえたのが三河の二川宿でした。しちは一体どのようにして座繰りの手技ひとつで、大製糸工場を豊橋に作り上げることができたのでしょうか。キーワードは、玉繭(たままゆ)と玉糸(たまいと)です。
平成28年3月の前回公演は、観客の皆さまから大きな反響をいただきました。今回は、さらに進化した「ひとすじの糸」を皆様にご覧いただけるよう、演出に伊沢勉氏を迎え、より切れと深みのある芝居づくりに取り組んでいます。出演者も10代~20代の女工役がそろい、明治初期当時の製糸工場を彷彿とさせる舞台を展開します。しちを筆頭に女性が活躍する芝居です。一方、男性出演者も10歳~70歳の年齢幅があり、個性豊かで変化に富んだ演技をみせます。また、豊橋の方言を使うなど地元の皆様に喜んでいただける趣向もこらしています。お楽しみに。
日程 |
2017年06月24日 (土) 11:00 開演 / 16:00 開演
※開場は開演の1時間前 |
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会場 | 穂の国とよはし芸術劇場PLAT 主ホール |
出演 | 公募による市民 / ひとすじの会 |
入場料 |
・A席 大人 前売:2,500円 当日:3,000円 ・A席 小中高生 前売:1,000円 当日:1,200円 ・S席 区別なし 前売:4,000円 当日:4,500円 |
チケット取扱先 |
・(公財)豊橋文化振興財団 (穂の国とよはし芸術劇場PLAT内) 窓口販売のみ(休館日を除く10:00-19:00) ・カットハウス「孫太朗」 TEL/FAX:0532-55-5610 メール:SoNMaGo@softbank.ne.jp ・商家「駒屋」(二川) TEL:0532-41-6065 メール:contact@komaya.futagawa.org ・ひとすじの会:会員・役員 ・ひとすじの糸:出演者 |
主催 | ひとすじの会 |
お問合せ |
ひとすじの会 会長:宮下孫太朗 〒440-0851 豊橋市前田南町1-20-2 カットハウス「孫太朗」 TEL/FAX:0532-55-5610 メール:SoNMaGo@softbank.ne.jp |
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