講座の様子
演劇・ダンス・音楽などの舞台芸術や美術などのアートの持つ力、アーティストの力を様々な場面で活用して、地域の人々をつなぎ、より豊かな市民社会を構築するための拠点となることは、劇場の重要な役割の一つです。
このことを実現するため、穂の国とよはし芸術劇場PLATでは、ワークショップの進行役であるファシリテーターを養成する講座を2014年度より実施しています。地域にどのような人がいて、どんな課題が存在し、そのためにどうやったらワークショップが活用できるかをファシリテーター(進行役)として考え、実践できる人材を長期的・継続的な視点で育成することを目指しています。
ワークショップファシリテーター養成講座【後期】は、豊橋の人や場所を取材し、そこで出会ったことに焦点を当て、受講生全員で演劇を作り、発表する講座です。「演劇の作り方」の一つとして、取材やワークショップで演劇をつくる方法を体験することで、ファシリテーターについて考えていきます。
様々な分野でワークショップという手法を活用したいと考えている方、「ファシリテータ―(進行役)」に興味があり将来そのような仕事をしてみたい方、演劇ワークショップの様々な形を体験してみたい方などの応募をお待ちしております。
●これまでの出会い
障害者福祉施設「さくらピア」、豊橋鉄道株式会社、豊橋の商店街、ばったり堂、豊生ら・ばるか、豊橋養鶉農業協同組合、鈴木捺染、菊の湯、愛知大学公館前で絵を描いていた方 など
●過去の受講生
小学校・大学などの教員、大学生、美術館職員、劇団員、音楽家、医療や福祉に関わる人、ワークショップについて知りたい人 など
【関連企画 10月5日(木)開催】
キックオフ講座『まちや人から生まれる演劇の作り方』
後期講座に先立ち、講師である柏木陽さんをお招きし、講座の概要説明のほか、まちやそこに住む人から生まれる演劇の作り方に関するお話しと、台本を使って、参加者の皆さんと演劇作りを体験できる体験ワークショップを行います。
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