日本文学へのリスペクトから新たな劇世界を創出する「日本文学シアター」シリーズ。
その第7弾は、織田作之助の名作「夫婦善哉」をモチーフにしたオリジナル戯曲!
川の向こうは「パラダイス」。
でも、こちら側は人生の吹き溜まり…。そんな川辺のスナックに、
ワケアリのカップル柳吉(尾上松也)と蝶子(瀧内公美)が流れ着く。
店のママ信子(高田聖子)は蝶子の腹違いの姉で、
失踪中の亭主藤吉(鈴木浩介)を待つ身の上。
近所の出前持ちの静子(福地桃子)や羽振りのいい常連客馬淵 (段田安則)も
その姿は、とんと見たことがないという。
スナック2階の屋根裏部屋に転がり込んだ二人だったが、
この店にもなにやらワケアリの雰囲気が…。
久々に復活する「日本文学シアター」シリーズ第7弾!
無頼派作家・織田作之助の人気作「夫婦善哉」の主人公柳吉とお蝶をモチーフに、
夢か現か幻か…北村想の予測不能+大胆不敵な作劇が冴えるオリジナル戯曲!