ダンスの原点を見つめ直し、身体を見る感受性を取り戻す。康本雅子が放つ本格群舞作品。
豊橋アーティスト・イン・レジデンス「ダンス・レジデンス」で2019年に滞在制作した康本雅子による本公演。
2020年2月にロームシアター京都にて初演し、シアタートラム(東京)、北九州芸術劇場にて上演を重ね、コロナ禍に1000名を超える動員を記録し、自身の代表作として高い評価を得た康本雅子の最新作をリクリエイションし再再演します。
1999年よりダンサーとしての活動を開始し、国内外での作品上演のほか、演劇、音楽、映像、ファッション界等、多岐のジャンルで活躍してきた康本雅子。
本作はこれまでソロやデュオでの作品発表の多かった康本が久しぶりに挑戦した100分にも及ぶ群舞作品。2020年に京都にて初演、その後、東京、北九州とツアーを行い、コロナ禍に1000名を超える動員を記録し、自身の代表作として高い評価を得てきました。
本作では「ダンスの原点を見つめ直し、身体を見る感受性を取り戻す」ことを目標に、ダンスを何かを表現するための手段として用いるのではなく、各ダンサーの個性を最大限に活かした緻密な振り付けを限界まで踊りきった先にある、意味や記号を超えた身体=より生々しい、ピュアな身体を提示することを目指します。
頭だけではなく「全身でダンスを観る感覚」を観客の中に呼び覚まし、その想像力を解き放つ異彩のダンスに、ぜひご期待ください。