荒井嗣雄[テノール]
東京藝術大学音楽学部声楽科卒業。東京二期会オペラ研修所修了。「第九」「メサイア」、シューベルトのミサ曲などのソリストや、オペラ「修禅寺物語」「春琴抄」「ラ・ボエーム」「カルメン」、コンサート形式のオペラでは「椿姫」「ランメルモールのルチア」「コシ・ファン・トゥッテ」などの主役を演じる。東京・名古屋・豊橋・福井においてイタリア歌曲、オペラアリア、日本歌曲、シューベルト:歌曲集「美しき水車小屋の娘」(毎日新聞社評:身上の“強い声で”若々しい勢いで、歌いきっていて、少々粗っぽくはあっても、後味も悪くない作曲者が志向した青春の歌は当時、このように歌われていたのだろう、とも思われた。)シューマン:歌曲集「詩人の恋」(音楽の友之社評:もちまえの明るい力強さと伸びやかさで感情豊かに描き、新鮮な感覚美が追及されていたようだ。フレーズのテンションを高く保ち、気概に満ちた表現力とあいまって聴き応たえがあった。)などのドイツリートや、その他、多岐にわたるジャンルで、昨年の17回目のリサイタルと11回のジョイント・リサイタルを開催。また各地において各種コンサートに多数出演。
現在、東京二期会会員。
荒井真紀子[ピアノ]
国立音楽大学声楽科卒業。東京二期会オペラ研修所修了。福井と豊橋において荒井嗣雄との第1回目のジョイント・リサイタルで共演。その後、荒井嗣雄の練習パートナーとして伴奏に携わる。最近では、荒井嗣雄テノール公開録画演奏会(PLAT アートスペース)でのシューベルト:歌曲集「美しき水車小屋の娘」、東京藝術大学音楽学部声楽科同期生との演奏会(品川 五反田文化センター音楽ホール)、昨年は、荒井嗣雄 第17回テノールリサイタル(PLAT アートスペース)でも伴奏を務める。
主催:荒井真紀子