作中に起こる劇中劇では役割を固定させず、さまざまな役を俳優が演じ分け、その高い熱量で好評を得た。
第29回読売演劇大賞優秀作品賞、優秀演出家賞受賞。
【あらすじ】
1950年代、敗戦前の若手エリート官僚が久しぶりに集い久闊を叙す。
やがて酒が進むうちに話は二人の故人に収斂する。
一人は首相近衛文麿。
近衛を知る参加者が近衛を演じ、近衛の最大の失策、日中戦争長期化の経緯が語られる。
もう一人は外相松岡洋右。
また別の一人が松岡を演じ、アメリカの警戒レベルを引き上げた三国同盟締結の経緯が語られる。
更に語られる「帰還不能点」南部仏印進駐。
大日本帝国を破滅させた文官たちの物語。
◆関連イベント 劇団チョコレートケーキ「舞台映像」上映会&トーク◆
『帰還不能点』の上演に先駆けて、座付き作家である古川健さんをゲストに招き、過去の舞台作品の上映会&トークを行います。
日 時 :9月19日(月・祝)13:30~16:30
上演作品:劇団チョコレートケーキ『一九一一年』
登壇者 :古川 健
詳細・申込はコチラから→ https://www.toyohashi-at.jp/event/workshop.php?id=482
『帰還不能点』の上演に先駆けて、座付き作家である古川健さんをゲストに招き、過去の舞台作品の上映会&トークを行います。
日 時 :9月19日(月・祝)13:30~16:30
上演作品:劇団チョコレートケーキ『一九一一年』
登壇者 :古川 健
詳細・申込はコチラから→ https://www.toyohashi-at.jp/event/workshop.php?id=482