記事の掲載日: 2019年02月17日
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PLATプロデュースの第二弾として、『荒れ野』をKAKUTAの桑原裕子の作・演出、平田満、井上加奈子、増子倭文江、中尾諭介、多田香織、小林勝也といった出演者により、2017年12月に豊橋、北九州、東京で上演しました。
団地の一室を舞台に描かれた小さな作品ながら、チェーホフの作劇術と舞台作りに近く、最初は訳が分からなかったものが、物語が進むにつれ登場人物たちとその関係や、彼らの抱えている問題やその関係が徐々に分かってきて、やがて観客が引きつけられていく。人生の“真実味”なるものを実現した作品として、高く評価され、第5回ハヤカワ「悲劇喜劇」賞を受賞するとともに、戯曲が「第70回読売文学賞戯曲・シナリオ賞」を受賞しました。
この『荒れ野』をオリジナルキャストで2019年12月に豊橋および東京で再演いたします。
情報にあふれ、演劇も数多くある東京で制作する演劇とは、ひと味もふた味も違う、地に足をつけて芝居づくりができるのが地域の魅力です。穂の国とよはし芸術劇場の存在が刺激になり、様々な地域から力強い作品が生まれるとともに、穂の国とよはし劇場プロデュースで生み出した作品を財産としながらも、さらなる作品づくりができていくことを我々は目指していきます。
【あらすじ】
とある団地の一室。ニュータウンのショッピングセンターから火災が発生し、近接した一戸建てに住む哲央(平田満)と妻・藍子(増子倭文江)、娘・有季(多田香織)の三人家族が、哲央の幼馴染である路子(井上加奈子)の部屋に避難してきた。いっぽう路子の部屋には老人・広満(小林勝也)と青年・ケン一(中尾諭介)が出入りし、奇妙な同居生活が行なわれていた。偶然にも一つ屋根の下で過ごすことになった一夜を舞台に、揺れ動く人間模様を描く。
東京公演についてはコチラ
作・演出:桑原裕子
美術:田中敏恵
照明:相良浩司
音響:藤田赤目
衣裳:石川俊一
演出助手:朝倉エリ
舞台監督:金安凌平
平田満、井上加奈子
増子倭文江、中尾諭介、多田香織、小林勝也
2019年12月13日 (金)19:00開演
2019年12月14日 (土)13:00開演/18:00開演 ※18:00公演終演後トークあり
2019年12月15日 (日)13:00開演
※開場は開演の30分前
上演時間:約1時間50分(休憩なし)
◎託児サービス対象公演:12月14日(土)13:00の回のみ/申込締切:12月6日(金)
※未就学児の入場はご遠慮ください。
全席指定・税込
前売販売:2019年09月21日 より
一般:4,000円
U24指定(24歳以下対象):2,000円
高校生以下指定:1,000円
※U24指定(24歳以下対象)・高校生以下指定は、一般発売日にて取扱い。
枚数限定・入場時本人確認書類提示。
※マイセレクト4チケット【2019年度】対象公演
会員先行予約 | 2019-09-07〜 |
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料金・備考 |
一般と同じ |
プラットチケットセンター |
オンライン http://toyohashi-at.jp(要事前登録) 窓口・電話 0532-39-3090(休館日を除く10:00~19:00) |
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チケットぴあ |
TEL:0570-02-9999 【Pコード:495-979】 http://pia.jp/t/ ※お近くのチケットぴあのお店、セブン・イレブンでも直接購入できます。 |
プラットチケットセンター 0532-39-3090(休館日を除く10:00〜19:00)
【主催】豊橋市、公益財団法人豊橋文化振興財団
【企画制作】穂の国とよはし芸術劇場PLAT、アル☆カンパニー
【助成】平成31年度 文化庁 文化芸術創造拠点形成事業
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